うちの両親は別居している。
もう10年。
父親は一緒に住んでいたころ仕事柄外出することが多かったので我慢できていたのだろう。
現役を引退したとたん別居となった。
彼女と暮らすのはなんだか窮屈なのだ。
たとえばこれ。
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(お食事の方すみません。トイレのふたです(;´∀`))
トイレのふたを拡大したもの。
真ん中に付箋がある。
「便器のふたはしめること!」
彼女の言い分はこうだ。
トイレにも意志がある。
トイレというものふたを開けるところから始まるのが作法だ。
ふたを閉めることでトイレははじめて休むことができる。
いわゆるオンとオフ。
どこの家に行くにもノックもせずにドアもあけずに入れる場所はない。
しかも、掃除もしない男性ども、開閉をすれば汚れ具合も目に入るだろう。
「今日は汚れているし疲れているので休みます」と職場放棄でもされたらどうするのか?
それを思えば、ふたを閉めるくらいできるだろう…
まぁ、こんな感じの言い分だったと思う。
いちいち理由が大そうなのだ(*_*;
トイレ掃除をするとお金がたまるとか…
そんな話を聞かされていたわたしは当たり前にしめる。
お金は一向に貯まらないが…(◞‸◟)
が、父はしめたことがなかった。
弟もしめたことがなかった。
そんな二人を教育するために始めたのが付箋攻撃。
いたるところに貼ってあった。
・冷蔵庫 ⇒ 「早くしめる」
・下駄箱 ⇒ 「靴はしまう」
・お風呂 ⇒ 「ガスはとめる」
・スイッチ ⇒ 「電気は消す」
・お茶 ⇒ 「冷やしすぎない」
・テレビ ⇒ 「音量は7」
・リビングテーブル ⇒ 「新聞は最後の人がしまう」
口から出てくるお小言以外に付箋でお小言がつづく…
結果、父も弟も家から出てしまった…
そして、最終的には母親も出て行ってしまった(;´∀`)
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